過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[sage saga]
2012/08/13(月) 01:04:04.79 ID:auHrhOoAO
首だけをマミの方へ向けた姿勢のままで、起き上がれない。 さて、何から切り出せばよいか。
奇を衒わず、無難な一言を選ぶことにした。
「明日の準備、もう済ませてたんじゃなかったかしら?」
「うん、ちょっと」
素早い切り返しと共に、一瞬だけ、マミの表情から明るさが目減りした。 地雷を踏んだかもしれない。
無意識に上半身を起こす。 頭の中は全くの白紙状態であるにも係わらず。
「あの……、何か買い物とか必要? なんだったら私が行くけど」
自分でも驚くようなことを口にしてしまった。 マミもきょとんとした顔つきで私を見てくる。
「今日のほむらさん、ちょっぴり変ね」
「ええ、自分でもそう思う。 実に変だわ、本当に変」
「ふふ、まさしく変ね」
再度、素早く返してきて、ふふ、とまた短く笑い、マミは旅行鞄とキャリーバッグの中身を丁寧に取り出し始めた。
行為の意図が、私にはいまいち掴めない。 わざわざリビングでしなくてもいいことであるのは間違いない。
しかし、何を言っても、どう言っても、的外れになってしまいそうな気がして、しばらく黙って様子を窺うことにした。
ぶつぶつと呟きながら、取り出した衣類やら何やらを一つ一つ確認して、鞄の中へと確実に納めていくマミ。
その所作は落ち着いていて、的確で。 見ているだけで、何故かほっとするような感動を憶える。
私から見つめられていることに対する、彼女の反応は感じられない。 というか、目の前の荷物に夢中だ。
『私と、旅行の準備と、どっちが大事なの?』
頬が熱くなるような構文を、ふと頭の中に思い浮かべてしまうも、恥ずかしすぎて、口には出せない。
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