過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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636:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[saga]
2012/11/02(金) 21:59:46.99 ID:N978lvrAO


 巴マミの中心へと指を触れさせ、ほんの少しいじくると、ぷしゃっ、と生温かな液体が右手を濡らす。

 よく知っている、いつものぬめり気とは違う。

「んぅうっはああぁうんんっっっ!!」

 言語としての意味を成さない、本能と直結した巴マミの咆哮が、私ごとバスルーム全体を揺らした。

 彼女の両脚は突如として制御を失い、マミはその場へ力なくへたり込む。 この表現はどうかと思うが、暴発させてしまった。
 酸欠気味で苦しそうなマミの背中をしばらく呆然と眺め、慌てて我に返り、寄り添って彼女の強張った背中をほぐさんと、柔らかくさする。

「……ふふ……お、おもらししちゃったわね……恥ずかしいわ……ほ、ほんとっ……」

 ふうふう、と苦しそうな声を漏らしつつ、マミが私の方を向いて見せる、無理矢理な笑顔。

「馬鹿、喋らなくていいから。 楽な格好をして、ゆっくり吐いて、ゆっくり吸いなさい」

「ば、ばかって……しっ、失礼しちゃう……」

「いいから、喋らないで言うことをきいて? ね?」

 空気が一変してしまった。 彼女が落ち着くまで、ひたすらに背中をさする。 明らかに調子に乗りすぎた。

 正座を崩し、ぺたりと座りこんだマミの右肩を右手で抱え、やや痛々しさを感じさせるひくついた背中全体を左手で撫で、さすった。

「ごめんなさいマミ、本当にごめんね、本当にごめん。 ごめん、ごめんなさい」

 ほんの少しでいいのだ、彼女の苦しみをなんとか緩和してあげたい。

 それだけを考え、無言でさすり続けると、マミが未だ苦悶を引きずった顔つきに再度笑みを浮かべ、左手で握り拳をつくって、親指を上に立ててきた。

「馬鹿、そんなことしなくていいの! とにかく楽な姿勢をして頂戴!」

 彼女は、『バカって言うな』といった眼つきで睨んでくるも、今のマミは結構なバカなのだから、バカと言わざるを得ない。


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