過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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ほむマミ派
◆CuwcoLXTJ2
[saga]
2012/11/02(金) 21:59:54.48 ID:GlYSRWMPo
「あぁ……結構本気で苦しかった……もう歳かしらね……」
五分も経つと、先ほどまでの苦しみはどこへやら、けろっとした顔で、マミが過ぎ去った時間を懐かしんでいた。
お互い意味もなくタイルに座り込んだ状態になってしまっていて、次への取っ掛かりが失われた状態である。
「あのね、マミ……」
「やめて、説教とか。 おばさんくさいわ、今のほむらさん」
「お、おば……」
「良い経験を積んだと思えばいいじゃない。 生憎、私はほむらさんのような虚弱体質じゃないんだから」
えへん、と言わんばかりにマミが得意気な表情をつくる。 言いたいことは山ほどあるけれど、彼女の笑顔には敵わない気がして、全てを飲み込んだ。
代わりの一言が見つからず、しばらく黙りこんでいると、マミが私を見ながら、なんともいえない悪い笑みを浮かべている。
どうしてだろう、嫌な予感しかしない。
「『ごめぇん、マミィ、ごめぇーん』」
「…… 一応、念の為に訊くけれど、何のつもり?」
「似てた?」
「期待に沿えなくて申し訳ないけど、ぜんっぜん似てないわ。 三点」
「四点中?」
「違う。 一万点」
「限りなくゼロに近い三点ね、それ……」
「ええ、そうね」
二人して同時に笑った。 お互いの笑顔がお互いをほっとさせる。 そうであって欲しいと、心の底から願う。
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