過去ログ - マミ「鹿目さん、私のご飯は…?」まどか「昨日食べたでしょ」モグモグ 分岐ルート
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639:ほむマミ派 ◆CuwcoLXTJ2[saga]
2012/11/02(金) 22:03:32.68 ID:GlYSRWMPo


 急にエンジンが掛かってきた気がする。 なんだかんだいって、巴マミに乗せられてしまう、情けない私である。

「マミ、犬の恰好をして、私にお尻を向けなさい」

「はい……、沢山、ぺろぺろして下さい……」

 彼女はゆっくりと立ち上がり、後ろ姿を私へと向ける。続けて前屈姿勢を取り、両手をタイルへとついた。

 両脚が膝のところで若干折れ曲がって、犬のはずなのに、どことなく子鹿の様相。

「そのポーズじゃ大変だから、両膝を床についていいわ。 滑らないように気をつけて」

「……え? いいの?」

 マミが窮屈そうに顔を向け、訊いてくる。

「いいから早くしなさい」

「はぁーい……」

 おっかなびっくり、といった感じで彼女は両膝をつき、本来のドギースタイルになる。
 表情は窺えないものの、どことなく落ち着かないようだ。 我ながら、マミには随分無理をさせていたものだと、今改めて思った。

 彼女が本当に嫌がることは強いてないつもりだけれど。

「そわそわしてるわね。 腰周りがそんな感じ」

「なんていうか……、楽で……」

 人のことを『素朴』と言えないくらい素朴な彼女の返答に、笑いをこらえきれない。

「もうっ、人のお尻見て笑わないで……」

 面白いのはそこではないのだが、マミから見た私も、きっとこんなところだらけなのだろうと思い直し、自重した。


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