過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:00:24.72 ID:00Z4yyvLo

――突風によって荒れ狂い、月明かりのみが照らし出す漆黒の海に、小さな亀裂が生まれた。
 亀裂は時間を掛けて大きな溝となり、やがて形を変えて大きな円の形に広がっていく。
 大きな円はゆっくりと時間を掛けて、暗黒の海を退けて浮上し、その全容を明らかにした。

以下略



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:01:05.50 ID:00Z4yyvLo

――意識を取り戻したときには、右足の脛から下半分が瓦礫の中に埋没していた。
 口の中に広がる砂利の味に不快感を覚えながらも、ほむらは虚ろな目を瓦礫の向こうへと向ける。

 背筋が凍るようなおぞましい声色でけたたましく笑う巨大な魔女が視界に映り込む。
以下略



240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:01:34.19 ID:00Z4yyvLo

 繰り返す?

 繰り返せば、それだけまどかの因果が増えてしまうのに?

以下略



241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:02:08.22 ID:00Z4yyvLo

 後悔しているのか?

 愛する人のために契約したことを、

以下略



242:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:03:24.47 ID:00Z4yyvLo

ほむら「私は……」

ほむら「私は、後悔してないわ」

以下略



243:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:04:02.20 ID:00Z4yyvLo

ステイル「……似た者同士だと、いつか言ったが。あれは訂正しておこう」

ステイル「君は僕よりもずっと強く、逞しい」

以下略



244:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:04:58.46 ID:00Z4yyvLo

 天から齎された一撃は、正しく魔女の胸元を貫いた。
 魔女の身体が大きく傾き、その巨体を荒野と貸した街中に沈める。
 その光景を見ていたキュゥべぇは、黙ったままのローラを見上げ、やがて声を掛けた。

以下略



245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:06:19.17 ID:00Z4yyvLo

神裂『……今代わりました、神裂です。聞こえていますか? 最大主教。いえ、ローラ=スチュアート』

神裂『もうお分かりかと思いますが、私達の狙いは日本に送り込まれたイギリス清教の部隊との和解に有りました
.     五〇〇キロを乗り越え、カブン=コンパスに乗り込んでただひたすらに説得するというふざけた内容でしたが……』
以下略



246:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:09:57.75 ID:00Z4yyvLo

QB「残念だったね、ローラ=スチュアート。さて、これから君はどうするんだい?」

 キュゥべぇの言葉に、ローラは暗い表情のまま。
 口角をニィッと上げて、仄暗い笑みを浮かべた。
以下略



247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/30(日) 02:14:37.03 ID:00Z4yyvLo
以上、みっじけ。
結構迷走してます。間延び過ぎた。んー、次回作では直したいものです。

次回は半年前、このスレを構想し始めて一番最初に文章にしたシーンですからまぁアレです
ちょいちょい手直しするだけで済むので明日の夜には投下できるかと。


248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/30(日) 03:19:55.23 ID:V9kaHipAO



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