過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
1- 20
307:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/08(火) 01:37:15.25 ID:X/EtjjWKo

 ほむらの声が聞こえた杏子は槍を捨ててすぐさま後方に跳んだ。
 槍を絡め取ったマミの下へ、どこからか現れたオレンジ色の光点が真っ直ぐに飛翔し――

 爆発。
 成形炸薬弾頭がマミもろとも、その地面を吹き飛ばした。
 あれだけの衝撃波と熱量を食らってしまっては、いくらなんでも……

杏子「げっ」

 マミは無傷だった。
 リボンを十重二十重に束ねた即席の結界で身を守ったのだ。
 攻守共に完璧なマミを前に悪態をつく杏子の下へ、砂だらけのほむらが近づいてきた。

ほむら「危ないところだったわね」

杏子「ああ、あんたのおかげさ。さっきは悪かったね」

ほむら「あなたが蹴り飛ばしていなかったら今頃私は生き埋めよ。感謝しているわ」

杏子「そうかい。にしてもなんていうか、あれだね」

ほむら「そうね……絶望的と言うべきかしら」

 空になったAT-4を投げ捨てながら、ほむらが言った。

杏子「……勝ち目がないわけじゃない、とは思うんだけどな」

ほむら「それで?」

杏子「へ?」

ほむら「作戦の内容よ。勝ち目があるなら早く言ってちょうだい」

杏子「……わーったよ」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/928.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice