過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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308:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県)[saga]
2011/11/08(火) 01:37:53.85 ID:X/EtjjWKo

 マミの攻撃をさばきつつ、杏子はほむらにテレパシーで簡単に説明をした。
 ほむらは呆れ顔になりながらも、しかし勝算が高いと判断したのだろう。
 最後には頷いてくれた。

杏子『ただし、今のアタシが“アレ”を使えるかどうかは分かんねーまんまだ。だから……』

杏子『三〇秒で良い。時間を稼いでくれると助かるんだけど、“頼める”かい?』

ほむら『時間を稼ぐ、ね……別にあれを片付けてしまっても構わないのでしょう?』

杏子『できんのかよ』

ほむら『無理ね。まぁ、任せなさい』

 アサルトライフルを抱えると、ほむらが一歩大きく前進する。
 同時に杏子は槍を投げつけ、マミと距離を取る。
 マミがひるんだ拍子に大きく後退。

ほむら「ふっ!」

 ほむらが手榴弾を放った。
 爆発。中の榴弾が周囲に撒き散らされて、あたりの瓦礫を傷つける。
 さらに杏子は後退。
 マミの狙いがほむらに変わった。

杏子(いまだ!)

 マミの死角へ潜り込むと、杏子はそのまま瓦礫の中に身を潜めた。
 最後に一瞬、ほむらの方を振り向く。
 彼女は懸命に引鉄を絞りながらも、杏子に向かって手を振っていた。
 彼女の努力を無駄には出来ない。
 杏子は片膝をつくと、すぐさま集中し始めた。



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