過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/09/26(月) 22:36:06.32 ID:2kYXaSMso

QB「……ああでも。彼女の――――――」

 キュゥべぇは何かを言いかけて、首を横に振った。
 それが何を意味しているのか、わたしには分からない。

QB「そんなことより、僕と契約してくれる気にはなったかい?」

まどか「……無理だよ、そんなの」

QB「ふぅん。僕の見立てでは、君は魔法少女になりたいと考えていると。そう思ったんだけどね」

QB「絶望に抗い、迫り来る脅威に立ち向かう魔法少女と魔術師を見て君はこう思ったはずだよ」

QB「『自分も同じ立場に立ちたい』『守られているのはもう嫌だ』ってね」

まどか「それは……」

 否定出来なかった。
 ここ最近、わたしは色んな人たちと会ってきた。
 とても強くて優しかったマミさんに、わたしのことを大事に思ってくれるほむらちゃん。
 素っ気無いけど優しいステイルくん。優しくて気配り上手な五和さんに、ちょっと背伸びしたがってる香焼くん。
 見た目は怖いけど良い人の建宮さん。あと恥ずかしい格好してるけど頼れるお姉さんみたいな神裂さん。
 わたしたちに襲い掛かった幻想(せつぼう)を壊して、さやかちゃんを助け出してくれた“あの二人”。

 そんなたくさんの人たちが戦っている横で、わたしは何も出来ないままだった。

『みんなに守られるわたしじゃなくて、みんなを守るわたしになりたい』

 そんな思いが無いといえば、嘘になる。


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