過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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647:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 01:58:58.31 ID:i6zqtpqjo

 そんな激痛と共に、右手にある変化が訪れた。

 先ほどまで魔力を御する際に生じていた小刻みな揺れが、確かに収まりつつあった。

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648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 01:59:38.50 ID:i6zqtpqjo





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649:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:01:59.06 ID:i6zqtpqjo

「――ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


 ステイルが唸るように叫び、魔女の殺息に触れたルーンのカードが爆発した。
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650:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:03:52.17 ID:i6zqtpqjo

 天へと昇ってゆく光を見ながら。
 太陽へと飲み込まれるように昇華する光の円環を見ながら。
 ステイルは歓喜の感情を抱くよりも先に色々と台無しで、無駄な心配をした。

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651:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:04:21.07 ID:i6zqtpqjo

「ステイル……?」

 俯くステイルに抱かれたまま、ほむらは聴いた。
 彼がうなされるように何かを呟くのを聞いた。
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652:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:05:04.17 ID:i6zqtpqjo

 唐突に、彼が面を上げた。

「僕が死ぬ気でワルプルギスの夜を道連れにするとか
 神風精神に美学を抱いているとか、そんな愉快な言葉が聞こえたのは気のせいかな?」
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653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:07:13.14 ID:i6zqtpqjo

 違う。
 ほむらの視界、その左端で決定的な異変が生じていた。

「あれは……!?」
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654:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:09:27.39 ID:i6zqtpqjo

「――つまり、これだけやってもワルプルギスの夜は倒せないということさ」

「あれだけ語っておいてそれ!? 壊滅的にダメじゃんあんた!」

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655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:11:25.97 ID:i6zqtpqjo

 ほむらが繰り出した回し蹴りを食らってステイルが倒れた。
 そんな緊張感の欠片もない光景を、少し離れた崩れかけのビルの隙間から覗く者がいた。

「……いやあ、いくらなんでもあまりにベタベタ過ぎるぜぃステイル」
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656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/01/29(日) 02:13:01.98 ID:i6zqtpqjo

「もっしもーし、ウサギがプリントされたかわいいパンツと辛い物が苦手なロリっ娘ちゃんですかにゃー!?」

 ボンッ、と。
 コンマ一秒と置かずに箱型霊装が爆発した。
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