過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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746:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/02/16(木) 01:49:04.53 ID:FJ6Ug0Ono

 だが、まだ話は終わっていない。
 荒ぶる心を抑え、努めて冷静に、疑問の声を投げかける。
 そう、まだ終わってはいないのだ。まだ挽回する手立てはあるはずだ、と自分に言い聞かせながら。

 結局、肝心なことを聞き出せていないことを思い出して再度問いかける。

ローラ「……それで結局、何故取引を止めるのよ」

QB「僕らが目的を達成出来たからだよ」

ローラ「だからその意味が分かりかねるわ。というより正気になりて?」

QB「何故そう思うんだい?」

ローラ「鹿目まどかはここで寝ているし、暁美ほむらのソウルジェムも無事よ。
     その上でそちらの目的を達成しうるほどのエネルギーを、一体どうやって回収したりけるの?」

QB「その前提が崩れているのさ。だから美国織莉子の気付いた真実に気付けないんだ」

ローラ「……いいから、わたしの質問に答えなさい」

QB「そうだね。―――ちょうど今、始まるよ」

 そう告げると、キュゥべぇがその尻尾を空に向けて突き上げた。
 まるで空へ向かって伸びるような尻尾を見て、ローラは眉をひそめて訝しがる。
 その動作の意味を探ろうと意識を集中させて、

ローラ「……………………っ?」

 尻尾の先――正確には、その向こうで『黒い光』が天に向かって伸びていくのを見た。



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