過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/03(月) 02:20:36.10 ID:i7VUGE2Eo

まどか「でもわたしは、まだ見つかってない。どうすればいいのか分からない」

ステイル「……ふむ」

まどか「もうちょっとだけ、良いかな? 時間もらえるかな?」

ステイル「誰も急かしたりはしないさ。気の済むまで考えるといい」

まどか「うん……それじゃ戻ろっか」

 まどかの誘いを、しかしステイルは首を横に振ることで拒否した。

ステイル「すまない、少し用事があるんだ。先に帰っていてくれ」

まどか「そっか。じゃあ帰ってるね、また明日」

ステイル「また明日」

 とぼとぼと立ち去るまどかの背を見送ると、ステイルは再び後ろを振り返った。



ステイル「まどかなら帰った……それで、話とはなんだい、さやか」

 まどかと同じように。
 夕暮れの光に照らされて赤く染まったさやかが、柵の影から姿を覗かせた。

さやか「いやー悪いね、ホントごめん」

ステイル「気にする必要はない。せっかく要望通りに誰もいない場所を作り上げたんだ。話を聞かせてもらおうか」

さやか「あー、それなんだけどさ」

 さやかはおもむろに手のひらにソウルジェムを現出させた。
 青い宝石であるはずのソウルジェムは、やはり太陽に照らされて赤く染まっている。

さやか「ここ」

ステイル「ん?」


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