過去ログ - ほむら「あなたは……」 ステイル「イギリス清教の魔術師、ステイル=マグヌスさ」
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88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2011/10/03(月) 02:23:06.26 ID:i7VUGE2Eo
やっべ、一つ投下し忘れてた。
>>84の前にこれをお願いします


――幕間

 バケツに見える大きな帽子を被った少女と、眼帯をかけた奇妙な少女の語り場。

キリカ「ねぇねぇおりこ、あそこに見えるのはおりこが執着していた美樹さやかじゃないかい?」

おりこ「そうね。私たちが“アレ”の抹殺を踏み留まった最大の理由。希望に始まり、希望で終わる稀有な魔法少女よ」

キリカ「結局あの子はどうなってしまうんだい? 私はおりこの次にそれが気になってしょうがないんだ」

おりこ「ハッピーエンドで終わった物語の先を覗くのは無粋というものよ、キリカ」

キリカ「うー、じゃあ鹿目まどかの未来はどうなんだい?」

おりこ「それが見えたら苦労しないわ、もう」

キリカ「それじゃあ美樹さやかの未来を見ようじゃないか! なに、必要経費(けがれ)はGSを魔術師にたかればいいことだよ」

おりこ「仕方のない子ね……」

 そう言うと、おりこは自身の周囲にいくつもの水晶を浮かべて見せた。
 そして目を閉じ、自分の視界を“未来”へと飛ばす。
 彼女が持つ能力は、未来予知。その願いは、自身が生まれた意味を知ること。

キリカ「どうだいおりこ?」

おりこ「これは……」

 “未来”を垣間見たおりこは、悲しげに目を伏せた。

キリカ「どうしたんだい? まさかNTRルートにでも突入するのかい? 魔女になってしまうのかい!?」

おりこ「……その方が、まだ救いがあったでしょうね」

おりこ「彼女は魔女にはならないわ。彼女はね――」

――彼女の言葉と共に、幕が上がる。


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