過去ログ - 女「機械の体ですけど、一緒に過ごします?」-004-
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680:久方 ◆p79mT8Wu64Nk[sage saga]
2011/12/23(金) 03:23:10.41 ID:gBkYSIoRo
狐子「私に無いものを、お姉さまは全て持っているではありませんか、私などまだまだ……」

妖狐「あなたが思ってるほど、私はできたアンドロイドではありませんよ」

まばたきがだんだんと遅くなってきた。妖狐の体力が減ってきた証拠だろう。

狐子「……お、お姉さま……!」

すると、狐子の目元から、一粒の涙がこぼれた。

儚げで、切ない涙。寂しくて、弱々しい涙。

妖狐「……ほら、私とは違う」

狐子「え?」

妖狐「あなたには、涙が流せる」

狐子「!」

狐子自体、その涙に気づいてはいなかった。

驚いたように目を擦り、拭った手の甲を見てさらにびっくりしている。


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