過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱【土方×もっさん】
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage]
2011/10/01(土) 22:26:21.56 ID:mf0Sx6460
恐る恐る目を上げると少佐は何故か顔を赤くして両手を虚空にさまよわせている。
な、何か失礼なことでも言ってしまっただろうか。
そう考えて先ほどの自分の発言を思い出してみる。

(私にとっての上官は生涯貴女だけと心に決めております)

勢いに任せていったので深くは考えていなかったが、確かにこれではプロポーズの言葉ととられてもおかしくない。
自分の言葉の意味を理解すると同時に、恥ずかしさがせりあがってきて思わずしなくてもいい弁解を始めてしまう。

「あ、いえっ、その、先程の言葉にはそんな意味はなくて、あの、口が滑ったといいますか、あ、いえ、別に少佐が魅力的でないとか言うわけではなく、ですから」

もはや自分でも何を言っているか分からない。
そんな私の慌て振りが可笑しかったのか、少佐は表情を緩めて笑い出す。

「はっはっはっ。土方の気持ち、しかと受け取ったぞ」
「…………勘弁してください」
「まぁそこまで言われてはこちらも応えざるを得んな」
「……では!」
「ああ。土方、修行の間のサポートを頼む」
「はっ!かしこまりました」

こうして、少佐と私は数週間、二人で修行を行うことになった。


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