30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:48:32.41 ID:XWOY7PRlo
男「あくまで、『ビジネス』なんだもんなぁ……」
友「あぁ。だが伏線はそもそも作るのが難しい。アニメでもマンガでも、その伏線はいつでも張れるしいつでも回収できる。
タイミングは無限。内容も無限。さらに最初にヒントを出して最後にネタばらしをするんだ。高尚すぎて理解できないなんてことはない」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:54:15.28 ID:XWOY7PRlo
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男「伏線か……」
男「(確かに伏線は自由度が高い。ミステリやSFには必ずと言っていいほど必要だが、
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:54:57.27 ID:XWOY7PRlo
男「ならいいけど」
女「ちょっとパクらないでよー」
男「パクってねーよwwならいいけどくらい誰でも言うだろwww」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:55:36.86 ID:XWOY7PRlo
女「結構よくできてたよ。主人公の過去の出来事とも関連してて、最初の方のセリフとか、途中の展開も、後でそれを知って『あーっ!』ってなったもん」
男「ラスボスが後輩っていう、ダイナミックな伏線だけに、露骨に魅せることはできないもんな……
読者に予測されたら、その時点でキッツイ。まぁでもラスボスが身近な人物ってのは、使い尽くされた手だよな」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:56:06.12 ID:XWOY7PRlo
男「それは過去の話であって、今は関係ないだろ?」
女「でもさ、漫画って大体昔のお話を踏襲してるじゃない?」
男「そうか?」
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:56:35.18 ID:XWOY7PRlo
男「いまじゃあなんか『よくあるパターン』って感じだもんな」
女「良いものだから、よくあるっていうのは、なんとなくわかるんだけどね。でも私も、斬新なのが好きかな」
男「うーん……ベタなのか、斬新なのか。色々悩むところはあるな」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:57:35.66 ID:XWOY7PRlo
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男「うーむ」
母「いつまで仏頂面してんのよ。ご飯が不味くなるじゃない」
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:58:39.09 ID:XWOY7PRlo
母「たとえば、猫好きの為だけのお話とか、零細企業のお話とか……
よくあるありがちなお話とはぜんぜん違うものだけど、それを書くことによって、そのニーズは喜ぶじゃない?」
男「……まぁ、そうだよな」
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 22:59:10.18 ID:XWOY7PRlo
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女「もう少しだから、待っててね」
男「お、おう」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 23:00:01.10 ID:XWOY7PRlo
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男「……ん、美味い!」
女「そう?良かった〜」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage saga]
2011/10/03(月) 23:00:45.13 ID:XWOY7PRlo
男「そんなもんなのか……じゃあ美味しいって連呼したほうがいい?」
女「あはは。それじゃ意味ないじゃない。一人でも美味しいって言ってもらえるのは嬉しいけど、
一人が何回も言ったって結局は変わらないよ。たくさんの人に一回ずつ言ってもらえるのが一番幸せだよ」
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