過去ログ - 智「さあ、おとぎ話をはじめよう」 Re:2
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957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/15(金) 23:49:04.76 ID:3eJNGRRho
 そんなこんなで学校につく。
 きゃあきゃあと黄色い声。 
 一応この学校は男女共学なのだけれど、何故か女子の方が力が強く感じるのは何故だろう。

 良く言えば由緒正しい、悪く言えば古臭いと銘打たれたこの南総学園は名門といえば名門だ。
以下略



958:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 00:05:54.94 ID:cjDg07dgo
智「それじゃあ宮、ちょっと花摘んでいくから先に行っててよ」

宮和「はい、承知しました。 それではまた後ほど」

智「うん、じゃあね」
以下略



959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 00:15:45.44 ID:cjDg07dgo
智「まずは、おはよう」

「はっ、はいっ! おはようございます、先輩!」

智「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ」
以下略



960:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 00:24:11.30 ID:cjDg07dgo
宮和「それで、和久津さまはどうなさるのですか?」

智「どう、って……決まってるよ」

 言わずもがな。
以下略



961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/16(土) 00:25:23.81 ID:euy+l/y5o
一回お試しデートをしてみる


962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/03/16(土) 00:38:41.35 ID:DSMpA74D0
ヤバい 毎日のラブレターの内容がエスカレートする


963:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 00:48:08.67 ID:cjDg07dgo
 例えそれがまやかしだったとしても正面から告白する勇気は本物だ。
 それから逃げるのは卑怯者のすることだ。
 だから僕は逃げない。 元々卑怯者に違いないけれど、そういうのとは違うから。

 放課後、僕は彼女に連れられて中庭に来ていた。
以下略



964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 01:01:14.26 ID:cjDg07dgo
 それから数分、僕らは他愛無い話をした。
 担任の先生、今日のお昼、昨日のこと、明日のこと。
 時折笑顔を見せる彼女は十二分に可愛らしい。 きっと部活とか入っていれば可愛がられるタイプだ。
 〈赤色〉さんに目を付けられたらきっとお気に入り認定でもされるだろう。

以下略



965:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 01:12:32.99 ID:cjDg07dgo
〈うさぎ〉「ええと……」

智「…………」

 言葉を失くす。
以下略



966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/03/16(土) 01:19:10.60 ID:cjDg07dgo
 デート。 デート。 うん、デート。
 危険性は少ない。 正面からの抱きつきよりかは。
 けど、デート。 デート、かぁ……
 宮和でも、一年以上を要した、デート、かぁ…………

以下略



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