過去ログ - 澪「花は咲き、枯れてまた咲く」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:57:37.69 ID:yJ8J35aIo



スタジオミュージシャンを経て独立した梓が
一時期仕事をやめて実家に戻っていたことは唯から伝え聞いていた。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 10:58:29.74 ID:yJ8J35aIo
律「どーせ1年の半分は家にいないし、二人が一緒に住むほうが何かと便利だろうし」

澪「だからってそんな軽く決めて……」

律「もともと私の荷物も微々たるもんだし、問題ないよ」
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2011/10/06(木) 10:59:21.60 ID:yJ8J35aIo
律「まあ……。しゃーないから、しばらくは実家のお世話になるかな」

澪「……」

律「ここよりバイトの時給がちょい安いのがネックだけど、まあなんとかなるっしょ」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:00:23.12 ID:yJ8J35aIo
律「……そか。よかった」

澪「……。ねえ、律」

律「んー?」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:01:18.42 ID:yJ8J35aIo
律はゆっくりとこちらを向いて、やけに神妙な面持ちで私と視線を合わせた。
2、3度瞬きをして、静かに息を吐く。

律「……そんな、軽く言って」

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2011/10/06(木) 11:02:01.43 ID:yJ8J35aIo
そこまで言って、律はぎゅっと唇を閉じた。
けれどこらえきれず、ぷは、と息を吐き出すと肩を揺らして笑った。

律「私が言ったこと真似すんなよ、ばーか」

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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:02:58.47 ID:yJ8J35aIo



……結局私は心の内で思うばかりで、きちんと言葉にしてくれるのは律なんだな。

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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:04:46.28 ID:yJ8J35aIo



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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:05:48.16 ID:yJ8J35aIo
澪「ねえ律」

律の隣でスニーカーを履きながら、彼女の名を呼ぶ。

律「んー?」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:06:59.76 ID:yJ8J35aIo
狭い玄関で並んで立って、私よりも少し低い位置に律の笑顔が咲いた。
みお、と、律の唇が私の名前に合わせて動く。

私の肩に律の右手が乗って、顔が近づく。
同じ方向に顔を傾けてしまって、ちょっと顔を引いて、揃って照れ笑いする。
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/06(木) 11:07:53.05 ID:yJ8J35aIo



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