42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/17(月) 01:08:44.83 ID:UVpNHGeEo
そして開けた視界にあるのは月光と電光に照らされた石の地平だ。
学園都市を形作る無数の建造物が檜舞台を作り上げている。
建物ごとに凹凸のある石原は所々に道や川の亀裂を走らせながらもどこまでも続いている。
見渡す限りに広がる月下の舞台。
そこに、今やこの二人こそが学園都市の頂点なのだという両の超能力者の影が躍った。
「来いよ超電磁砲、テメェはもうどうなってもお終いだろうが。俺が地獄に叩き落してやるよ――!」
片や、月光に六枚の白翼を煌かせビルの森を見下ろす『未元物質』垣根帝督。
「そうよ、お仕舞いにするの。アンタの下らない戯言も妄言も全部、私が終わらせてやるわ――!」
片や、自ら雷光を身に纏い黒衣を翻し月天を見上げる『超電磁砲』御坂美琴。
二度目の頂上決戦はこうして幕を開いた。
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