過去ログ - 人と、ポケモンと、世界と
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6: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/11(火) 01:12:27.73 ID:0AkupfO90




学校に戻ってきた。
荷物を取りに戻らなければならない。登校したはいいが途中で抜け出してきたためだ。


さっきまで寝ていたのは学校の裏にある丘、その向こうにあるとある木の木陰。
そこは自分にとってとても思い入れのある場所で、嫌な事や辛い事があった時はそこで過ごしたし、友達や家族との楽しい思い出もいっぱいある、そんな特別な場所だった。

サボったし、またあいつ怒ってるだろうな。

そんな事を考えながら教室へ向かう。
校舎の中は授業も終わってほとんどの生徒が帰宅しているため静まり返っており、補習の授業を行っている教室からのみ、教師の声が漏れ聞こえてくる。
なんとなく教室を覗いてみる。頭の固そうな教師が壇上で黙々と語り続けている。


「・・・つまり・・・現代においてポケモントレーナーとは、ポケモンの生態を各地を旅する事によって観察し、捕獲したポケモンの育成を行う事によってまだまだ知られていないポケモンの実態を解明するのが主な目的というわけです。」
「その他、育成したポケモン同士を戦わせる事、一般で言うポケモンバトルですが、その行為も今ではエンターテイメントとして市場を大きくしめており、大規模な大会も多く開かれ、トレーナーとしてバトルを行う事も重要な役割となっています。」
「ポケモン産業が世界にとって最大の有益を生んでいるが故に、政府もポケモントレーナーをあらゆる面でサポートしています。」
「例をあげると、ポケモンセンターやトレーナー用の飲食店や病院など、その他にも色々ありますがその辺りが有名ですね。」

「さて、その様なポケモン産業ですが、その発展故に様々な犯罪も起こっており、その中核を担っていると言われるのが皆さんも知っているでしょうが__________です」


教師の声は睡魔を誘うような淡々とした口調であり、補習を受けている生徒は誰もが揃ってうつらうつらとしている。やる意味があるのか。思わずそう彼は思った。
ふと足を止めていたのを再び自分の教室に向ける。教師の声はだんだん小さくなっていく。





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