7: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/11(火) 01:13:59.61 ID:0AkupfO90
校舎の階段を上がり、自分の教室前に到着する。
扉を開けると、誰もいないであろう教室には、夕陽を背にふくれっ面の女の子が腰に手をあて立っていた。
「ねぇレッド・・・・あたし言ったわよね?」
その迫ってくる、問い詰めるかのような口調は、母親か、学校の生真面目な委員長のようだ。まぁ、実際委員長なのだが。
「これ以上授業サボったら許さないって・・・言ったわよね?」
「私はね、おばさまから頼まれてるのよ。レッドの事お願いね?って。なのに・・・」
女の子は大きく息を吸い込む。それと同時にレッドは耳を塞ぐ。これも慣れたものだ。レッドは次の爆発に備える。
「こ ん な に サ ボ ら れ た ら あ た し の 立 場 が な い じ ゃ 無 い の っ !!!!!!!!!!!」
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