61: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:46:37.26 ID:giDuWvSy0
マサラタウンで一番大きな研究所、それがポケモン学の世界的権威であり、グリーンの祖父でもあるオーキド博士の仕事場である。
オーキド博士の名前を知らない科学者はこの世界に殆どいないであろう、それほどの人物なのである。
62: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:47:44.57 ID:giDuWvSy0
なぜその様に次々と新しい発見をすることが出来たのか。
オーキドを長年取材し、話を聞いてきたジャーナリストは語る。
63: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:48:35.44 ID:giDuWvSy0
そんなオーキドの研究所の前に彼はやって来ていた。
昔から自分を可愛がってくれた、色々な事を教えてくれた祖父。
64: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:49:35.97 ID:giDuWvSy0
資料の山の中にもう一度声をかけてみる。
すると資料の山が崩れて向こうから祖父の姿が現れた。
65: ◆rN1lz/nXIQ
2011/10/12(水) 18:50:23.27 ID:giDuWvSy0
ともかく、彼はそのガーディーと一緒に成長してきた。
そういう理由で今ではガーディーは彼の一番の友達であり、家族になっているのである。
66: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:51:05.60 ID:giDuWvSy0
そうやってしばらくそういう顔をした後、予想外な事に
67: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:51:44.61 ID:giDuWvSy0
「グリーン。おまえさんが今迷っている様に、わしも迷っていたんじゃよ。研究者になるかトレーナーになるか」
「わしもお前と同じでポケモンが大好きでのぅ。どちらを選ぶべきか本当に迷った。」
「迷って迷って迷い切って、やっと答えを出したんじゃ」
68: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:52:35.30 ID:giDuWvSy0
え?
69: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:53:54.54 ID:giDuWvSy0
祖父の問いが聞こえてくる。
楽しそうに微笑んでいるその顔を見ると、自分がどう答えるかなど分かっているのだろう、きっと。
70: ◆rN1lz/nXIQ[sage]
2011/10/12(水) 18:54:58.72 ID:giDuWvSy0
「さて、それなら旅立つ時にわしも仕事せんとのぅ」
「そっか、お祖父ちゃんはこの辺の新人トレーナーの登録・任命も仕事だもんね」
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