過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
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11:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:24:54.20 ID:GCgBMSWlo
「おはよう、2人とも」

私が散々通った常盤台中学校への通学路を歩く後輩達に、春の陽気に負けないくらい陽気に挨拶をする

「おはようございます、御坂さん」

「おはようございます、お姉さま」

通学路に沿って植えられている植え込みの桜から燦燦と降り注ぐ木漏れ日を浴びて、眩しそうに目を細めながら振り返った2人が挨拶を返してくれる
かつて自分が通っていた学校の制服に身を包んだ後輩達を見ていると、何だか無性に嬉しくて、
ポカポカとした陽気に学園都市中が包まれている季節である事も手伝ってか、今すぐ小躍りをしたいような気分に駆られる

「御坂さん、高校の制服やっぱり似合ってますねぇ」

そんな何気ない褒め言葉が無性に嬉しくて、黒を基調としたお上品な制服をお披露目するようにクルリと一回転する
フワっと一輪の花のように広がったスカートに、自分でも少しだけ満足してしまうあたり、やっぱり春の陽気は人のどこかをおかしくするのかもしれない


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