過去ログ - 佐天「もう何も、私から奪わせるものか」
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13:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:29:17.15 ID:GCgBMSWlo
「佐天さん」

何故だか私は、小さくなっていく後姿に向かって声をかけずにはいられなかった
その背中は、とっても小さくて、今にも潰れてしまいそうな程弱弱しく見えて
このまま行かせてしまえば、今度こそ会えなくなるような、そんな漠然とした不安に駆られたから
以下略



14:と思ったら今日の投下分がもう少しあったので投下[saga]
2011/10/11(火) 02:31:13.32 ID:GCgBMSWlo
「……佐天さん……」

2人の姿が見えなくなると、私はそう呟いて、桜の木を見上げる
晴れていた空はいつの間にかすっぽりとぶ厚い雲に覆われてしまい、灰色の絵の具を盛大にぶちまけたみたいになってしまっている
それを見た私は、先程までの陽気な感情はどこかに消え失せて、長かった冬の寒さを未だに引きずっているような気分になる
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 02:36:18.14 ID:GCgBMSWlo
今日はここまでで
一応プロットなんかも考えてあるので、遅筆ですが頑張って完走したいと思います
基本的にシリアスな感じにしていこうと思います、救いは……あんまりないかも
読んでくださった方ありがとうございましたー、それではー


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/11(火) 02:54:00.97 ID:mP4n63VSO



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/11(火) 09:03:14.60 ID:+0HSh5oIO
おつー

期待しとくわ


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/11(火) 11:11:46.83 ID:JUvp+J5IO
発言の前に名前入れてもらえると助かる


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 19:56:58.07 ID:v4dTQewXo
佐天サイド



……………さん
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 19:58:35.88 ID:v4dTQewXo
初春「ふふふ、驚きましたか?驚きましたか?」

ケラケラと無邪気に笑いながら、本当に楽しそうな笑顔を浮かべる少女を見ていると、不思議と怒る気も失せてくる

佐天「何なのさ全く……こんな時はキスで優しく起こしてあげるのが礼儀ってもんだよ、初春」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 20:00:31.62 ID:v4dTQewXo
初春「何ですかそれ、暖かいからって駄目ですよ?」

今度は、優しい、見ているだけで幸せになれるような笑顔
彼女――――初春飾利は本当に不思議な女の子だと思う
出会ってまだ一ヶ月位しか経っていないのに、こんなにも私の心を惹きつけてやまないなんて
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 20:02:17.65 ID:v4dTQewXo
教師「こぉら佐天、私の授業は退屈か?おい」

佐天「…………すみません」

耳元で響く嫌味な声で、今度は完璧に目が覚める
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/10/11(火) 20:04:09.22 ID:v4dTQewXo
教官はそう言うと、そそくさと前に戻って授業を再開する
御坂さんから事前に教わっていた、この教官は素直になられると弱いという攻略法で、少しの罪悪感と引き換えに何とか事なきを得た私は、胸をほっと撫で下ろす
それにしても授業の厳しさもだが、以前いた学校に比べてここは随分と居心地が悪いと感じずにはいられない

私がレベル5になったのが、今年の3月
以下略



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