過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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289: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:54:16.81 ID:nEOHrpGD0

会ってもいない者を信用するというのは、妙な話だ。
だが、ほむらが信じている。
茶化すわけでもなく、皮肉るわけでもなく、純粋に。

以下略



290: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:55:09.80 ID:nEOHrpGD0

「……ごめんなさい、長々と付き合わせてしまったわね」

「まあね―――だけど、得るものはあった」

以下略



291: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:56:12.21 ID:nEOHrpGD0

「ふふ……」

「……くく、」

以下略



292: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:56:44.63 ID:nEOHrpGD0

変えられるのは、選べるのは未来だけ。
自分ができることを、やるしかない。
それ以外を考えても、どうしようもない。

以下略



293: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:57:22.04 ID:nEOHrpGD0

行き先など知らない。
けれど、やることは決まっている。

いつものように、戦うだけ。
以下略



294: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:58:26.58 ID:nEOHrpGD0

ならば、自分の眼前の、白き魔の聖人にも思える獣は悪なのだろうか。
それは違うな、とすぐに否定する。
善でも、悪でもない。
少なくとも、自分にとっては。
以下略



295: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:59:07.10 ID:nEOHrpGD0

ふわり、と虚空へと舞った。
魔獣の頭上を通り過ぎ、その背後に着地する。

「―――よう」
以下略



296: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 22:59:58.59 ID:nEOHrpGD0

矢を番えたほむらが、少し呆れたような顔をしていた。
まあ、独断専行は愚の骨頂だ。

けれど直後、微笑んだ。
以下略



297: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 23:01:00.26 ID:nEOHrpGD0

大気が炸裂する音とともに、紫光が放たれる。
正確無比の、必殺の矢。

受けた魔獣を見る必要は無い。
以下略



298: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/11/12(土) 23:01:40.93 ID:nEOHrpGD0

Boars:英語で去勢していない雄豚(複数形)の意

今日はここまで
あんこちゃんはそんな汚い言葉言わないって?だからいいんじゃないか
以下略



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