過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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304
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◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:21:33.54 ID:Vo0A3tuq0
くる、とほむらが背を向ける。
「だけど……無理はしないで。あなたが不幸になっても、ゆまは悲しむんだから」
以下略
305
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:22:25.72 ID:Vo0A3tuq0
まあいいか、と思って靴を乱雑に放り、とんとん、と中へ歩み入る。
ゆまにも、そういう時はあるだろうから。
そうして、リビングを覗き込んで。
以下略
306
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:23:10.48 ID:Vo0A3tuq0
ちら、とそのずっと後ろに目を向ければ、マミが微笑みながら見詰めている。
まあ、確かに健気ではあるけれども。
「っ……キョーコ!」
以下略
307
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:24:00.08 ID:Vo0A3tuq0
どういうことだろうか、とマミを見れば、ただ頷かれた。
まあ、この状況ならやれることは、一つだろう。
リボンを解き、がさ、と袋の中に手を入れる。
以下略
308
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:24:42.73 ID:Vo0A3tuq0
そう言うと、満面の笑みと共に頷いた。
あのクッキーは、ゆまが作ったものだ。
ある程度は、マミの助力があっただろうが。
以下略
309
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:25:30.91 ID:Vo0A3tuq0
その肩に手を置いて、少し躊躇った。
構わないのだろうか、と。
けれど、許されないことでも、別に問題は無いと思った。
以下略
310
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:26:11.72 ID:Vo0A3tuq0
「き、キョーコ!? あの……え、えっと……」
さすがに驚いているのか、ゆまがしどろもどろな声を出す。
抱きついたことはあっても抱きしめられたことはない。
以下略
311
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:27:03.24 ID:Vo0A3tuq0
離れて、肩へと手を伸ばす。
ゆまの表情は、少し名残惜しそうだった。
求めるならば、いつでもやってあげるというのに。
以下略
312
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:27:48.19 ID:Vo0A3tuq0
そして、真に向き合う為にも、自分は自分を探さなければならない。
過去と真正面から向き合って、自分を知らなければならない。
自分だけでなく、ゆまのためにも。
以下略
313
:
◆h4ONJivhRc
[saga]
2011/11/13(日) 22:28:27.33 ID:Vo0A3tuq0
今日はここまで
魔獣戦は割愛、というか意思も無さそうだから単調になりがちなのよね
魔女なら特殊な攻撃があったりするし、魔法少女なら心理フェイズとかあるんだけど
以下略
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