過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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51: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/16(日) 20:41:09.58 ID:BmmdhGzh0

「―――杏子?」

ほむらに呼ばれ、はっと我を取り戻す。

以下略



52: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/16(日) 20:41:37.34 ID:BmmdhGzh0

「……なんにせよ、気負いすぎないようにしなさいね」

そう言って、ほむらはキッチンの方へと消える。
杏子は、その言葉を頭の中で反芻していた。
以下略



53: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/16(日) 20:43:56.58 ID:BmmdhGzh0
はい、今回はここまでです
短いとは思ったが、夕食と風呂と就寝はセットがいいかなーと思って
セットで投下できるとは限らないけど



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[sage]
2011/10/16(日) 20:57:30.13 ID:1EY237JAO
風呂……だと……乙乙


55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/10/17(月) 21:49:41.35 ID:YFEzu/1SO



56: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:39:35.00 ID:YVZz607w0

「ありがとう、手伝ってくれて」

「……気にしないで。ご馳走になるなら、少しくらい手伝わないと」

以下略



57: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:40:23.84 ID:YVZz607w0

守る対象が、その命から想いに変わっただけのこと。
今、この瞬間に辿り着くまでに、命は犠牲にしてしまったけれど。
『彼女』は、過去も未来も無く、生も死も無い概念になってしまったけれど。

以下略



58: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:41:27.37 ID:YVZz607w0

「……好きなのね、その子のこと」

「ええ、言葉では言い表せられないほどに、ね」

以下略



59: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:42:12.20 ID:YVZz607w0

「……ところで、鍋の方はいいの?」

「え―――あ!」

以下略



60: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:42:57.92 ID:YVZz607w0

佐倉杏子は、利己的な少女だ―――否、そのはずだった。
実際は、そうでなかった。
他人に尽くすことによって、他人を傷つけることを恐れている。

以下略



61: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/18(火) 21:44:16.64 ID:YVZz607w0

そして今。
さやかは、消えてしまった。
杏子に救おうとする時間さえ与えずに。

以下略



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