過去ログ - 杏子「あいつが、居なくなった世界で」
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80: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/10/22(土) 19:52:51.86 ID:cc4KrkVu0

マミの目に映る杏子の背は、妙に小さく見えた。
けれど、それでも一切を拒絶しようとしていて。

「……ゆまちゃんの額に、火傷の痕があったわ」

返事がないということは、わかっている。

「まるで、煙草を押し付けたような痕が……ねえ、もしかして、」

「……さぁね」

実際、推測でしかない。
ゆま自身に聞いてみないことには、証明のしようがないことだ。

「そうだとしたら、あの子は両親に虐げられて……」

「……それをあたしに話して、どうすんのさ」

え、と虚を衝かれたようにマミが固まる。



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