過去ログ - 【R-18】魔獣霊「「「マスター、一人きりにはしませんよ!」」」
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175: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:24:50.18 ID:i7r+4dX0o
主「こほ、こほっ」

ふしだらな行いに天罰が当たったのかな、僕は翌日から熱を出した。
人間より免疫の低い子はいない、誰かに感染る心配だけはないのだけど。
こんなに弱ったのは魔導学校に入学する前以来かもしれない。
以下略



176: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:28:33.56 ID:i7r+4dX0o
主「みんなありがとう……ところで」

一つだけ気がかりな事があるとすれば、その優しい使い魔たちの格好だった。
ワンピースになっている薄桃色の着衣に、最近は減っている独特のキャップ。
模造品なのか、タイトスカートの丈はやや短く姿勢によっては太腿が覗く。
以下略



177: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:32:38.99 ID:i7r+4dX0o
主「け、獣……!?」
獣「ぎゅーっとしてるのが一番だようっ」

贅沢な悩みを最も深めているのは、獣による獣人流の手厚い看護だった。
くっついて舐めるのが一番、と群れの仲間にするように布団へ潜るこんでくる。
以下略



178: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:37:13.99 ID:i7r+4dX0o
霊「なかなか、熱が下がりませんね……」

我慢のし過ぎを体調不良と思ったらしく、霊が僕の側につく時間も増える。
しかも、精をつけてほしいと作ってくれたスタミナのつくハーブ料理付きだ。

以下略



179: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:44:34.87 ID:i7r+4dX0o
魔「マ〜スター?」

元気を取り戻して、代わりに性欲に苦しむようになって一日とちょっと。
獣と霊が治癒魔法の本を引っ張り出している間に、今度は魔がやってきた。
けれど、なんだろう。二人と比べてなんだか楽しそうなのだけれど。
以下略



180: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:49:18.73 ID:i7r+4dX0o
魔は追撃を止めず、僕に抱きつくなり赤くなって痺れる耳に息を吹きかけてくる。

主「ふわあ!」
魔「くす、お熱下がりませんね……?」

以下略



181: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 01:54:30.75 ID:i7r+4dX0o
魔「マスター、なにか忘れてない?」

一方の魔は、不甲斐ない主人を置いて先に理解したみたいだった。
呆けた僕を引き起こすと腰に脚を巻き付け、首に両手を回して体勢を整えると
額をくっつけ、胸を擦りつけ、僕の両手を握りながら甘い声を耳に流しこむ。
以下略



182: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 02:00:50.82 ID:i7r+4dX0o
霊「マスター、すみません。その、体、見てたの私も気付いていたんです」
主「えええ?!」

隠したつもりが知られていたとショックを受ける主人を労わるかのように
優しい彼女もまた、ベッドに乗るなり体ごと擦り寄って強く抱きついてくる。
以下略



183: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 02:05:23.04 ID:i7r+4dX0o
主「獣も……良いかな?」

魔に正面から抱きつかれ、霊を右腕に抱いた状態で左手を伸ばすと頭を撫でる。
ナースキャップを落とさないように亜麻色の髪を梳くと、獣もまた頷いてくれた。

以下略



184: ◆Milk9lLcoc[saga sage]
2012/01/14(土) 02:10:33.73 ID:i7r+4dX0o
主「あの、ちょっと三人とも、うあっ」
霊「ちゅっ こう、ですか? 魔さん」
魔「んっ ふっ そうそう、二人とも上手だよ?」
獣「えへへ、マスター気持ちよさそう」

以下略



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