過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:48:21.89 ID:ebFiQ8E3o
「さて、それではエロ本でも探すか」

 と、神原駿河は部屋を探り始めた。

「おい待て駿河。ここには女子中学生がいるんだ。女子中学生がいるんだぞ?女子中学生
以下略



110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:49:17.26 ID:ebFiQ8E3o
「メイド服を着た千石ちゃん、上半身裸でジーンズを履いている千石ちゃん、図書館の司

書さんみたいに白衣を着ていてめがねをかけている千石ちゃん、茶髪でジャージのヤンキ

ー風の千石ちゃん」
以下略



111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:49:59.78 ID:ebFiQ8E3o
 撫子ちゃんは――何故かベッドの下などを探っていた。

「なにをやっているんだきみは!!!」

「え……そういうノリじゃないの?伊荷親さん」
以下略



112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:50:32.99 ID:ebFiQ8E3o
「ところで、撫子ちゃん。その伊荷親さんっていうのやめて欲しいんだけれど……」

「えっ、なんで?」

「あんまりその名前で呼ばれることないからさ……なんだか歯痒くて」
以下略



113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:51:03.80 ID:ebFiQ8E3o
「えーっと、いー兄ちゃん……それに、神原さん」

 やがて、撫子ちゃんは言った。

 あくまでも物静かに。
以下略



114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:51:31.25 ID:ebFiQ8E3o
「阿良々木先輩にとってはあまり歓迎できることではないかもしれないが、ここから私は、

テンションを上げていこうと思う」

「えっ?何で?」
以下略



115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:52:05.92 ID:ebFiQ8E3o
 なるほど、さっきのエロ本関連の話も、その流れの一環だったのか。

 僕の性癖を暴露したかったわけじゃなかったらしい。

 うむ、どうやら僕はこの後輩を過小評価していたようだ。神原駿河、思いの外色々と考
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116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 01:52:34.24 ID:ebFiQ8E3o
「もういいです。こっちを向いてください」

 と、撫子ちゃんは言った。

 僕たちが振り向くと、そこには全裸になった千石撫子が――ベッドの上で、恥ずかしそ
以下略



117:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)
2011/10/17(月) 01:53:30.02 ID:ebFiQ8E3o
「ああ。阿良々木先輩、あれは『たまたま』私が持っていたものを貸したのだ」

「ほう。神原後輩、あれを『たまたま』所持していることがあるのか」

「こんなこともあろうかと準備しておいたのだ」
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118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 01:56:30.01 ID:ebFiQ8E3o
「何……これ」

 遅ればせながら、僕は、千石撫子のその肌に――驚きの声を漏らした。
 ・ ・ ・ ・    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 その肌に――鱗の跡が刻まれていた。
以下略



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