過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:00:10.81 ID:ebFiQ8E3o
「何がやれやれなのだ。阿良々木先輩、狙ってやったのだろう?」

 駿河は呆れ顔で言った。

 その通りなので、僕はぐうの音もでない。
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:00:45.81 ID:ebFiQ8E3o
005

 そして――

 それから、一時間後。僕は、忍野と忍ちゃんが住処としている、学習塾後の廃ビルを、
以下略



123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 02:01:27.55 ID:ebFiQ8E3o
 その恩は、返しても返しきれないだろうが、しかし――はっきり言って、恩人でもなけ

れば、あんまり親交を深めたいタイプの人間では、忍野は、ない。ありえない。

 性格は悪い。間違っても、善意の人間ではない。気まぐれの権化のような男である。春
以下略



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:01:59.44 ID:ebFiQ8E3o
「蛇切縄……ですか……聞いたことのない怪異ですね」

「割と有名だよ。蛇神遣いの一種だったかな」

「蛇神遣い……?」
以下略



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:02:32.84 ID:ebFiQ8E3o
「あれは、とてもじゃないけど、僕にはできないことだったからね。あのお嬢ちゃんにも

お礼を言っておいてよ。これであの子とも、貸し借りなしだ」

「貸し借り――ですか」
以下略



126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:03:18.40 ID:ebFiQ8E3o
「ああ、ほら、僕は専門家であるがゆえに――強いものであるがゆえに――よくないもの

を刺激してしまうんだ。だから、もう、普通の人間に近い阿良々木くんと、もう普通の人

間のあの子……えっーと……えろっこちゃんに手伝ってもらうしかなかったんだ」
以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 02:05:19.70 ID:ebFiQ8E3o
「そう、そんなことよりもあの蛇ですよ。一体あれはどうすればいいんですか?」

「ああ、そうだね。だいぶやばい状況だったな。うん。確か、その痕、もう肩にまで来て

いるんだろ?無事なのは、両腕と、首から上だけだってね。蛇切縄はね、蛇切縄は顔まで
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128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:06:19.35 ID:ebFiQ8E3o
>>127
「そう、そんなことよりもあの蛇ですよ。一体あれはどうすればいいんですか?」

「ああ、そうだね。だいぶやばい状況だったな。うん。確か、その痕、もう肩にまで来て

以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2011/10/17(月) 02:07:23.65 ID:ebFiQ8E3o
「忍野さん……蛇切縄って、どんな怪異なんですか?」

「その前に、阿良々木くんが本屋さんで見たっていう、そのお嬢ちゃんが立ち読みしてい

た本のタイトルを教えてよ。あとでって言って、阿良々木くん、結局スポーツ少女ちゃん
以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:07:50.03 ID:ebFiQ8E3o
「その本がどういう本なのか、僕は過分にして知らないけれど……でもまあ、きっとその

本に、蛇切縄のことは載っているんだろうね。蛇神遣いは『蛇の呪い』としちゃあ、代表

例みたいなものらしいし」
以下略



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