過去ログ - 撫子「これも、また、戯言なんだよね」
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2011/10/17(月) 02:54:21.33 ID:ebFiQ8E3o
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 後日談というか、今回のオチ。

 翌日、いつものように彼の二人の妹、火憐ちゃんと月火ちゃんに優雅に起こされ、僕は

そのまま、学校へ行く準備をする。六月十三日、火曜日、平日。あれから、僕は気絶して

しまい、情けなくも駿河と撫子ちゃんに、例の学習塾跡に運んでもらったみたいだ。気が

付いたときには、机で作成された簡易ベッドで僕は横たわっており、心配そうに僕の顔を

覗き込む、可愛い二つの顔があった。僕は基本的に、自分の寝顔を見られるのが嫌なのだ

が、何故か今回は、悪い気はしなかった。寝ている間に忍ちゃんが血を吸ってくれたらし

く(いきなり現れた後、血を吸ってどこか別の教室に行ってしまったらしい、僕を思って

来てくれたのだろうか。意外だ)、その時点で、右腕も、すっかり回復していた。一応は

筋ということで、ことのなりゆきを、簡単に忍野に報告しておいたが、忍野は、多くは語

らなかった。どう、思ったのかは僕にはわからないが、わからないままでもいいと思う。



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