過去ログ - トレイン「超電磁砲?」
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45:1[sage]
2011/10/22(土) 05:43:48.98 ID:R0SN1dWm0
聞いただけで携帯電話の着信メロディだと分かるその音楽に、美琴、初春、涙子の三人が互いを見合う。

一拍置いて、その着信音が自分の携帯電話からだと気付いた初春が慌てた様子で制服のポケットから携帯を取り出し、画面に映る相手の名前を一瞥してスピーカーを耳に当てた。

「もしも――――」

『初春っ!! 今何処にいるんですのっ!?』

初春の第一声が終わる前に、初春本人は愚か、トレインや美琴にまで聞こえるほどの大音量がスピーカーから鳴り響く。

音割れしてはいるが聞き慣れたその声に、美琴と涙子は電話の相手を悟った。

「い、いえそのっ、警ら中でありまして決してサボってるわけでは……え?」

しどろもどろ、と言った調子だった初春の表情が一変する。

「そ、それで観測地点は――――?」

スピーカーの向こうの相手の言葉に、初春の身体が硬直した。

「……白井さん、私、今丁度そこにいます」

血の気が引いたのか、やおら冷静な口調で初春は呟いた。

未だ通話相手からの声が漏れ聞こえている携帯を耳から離し、他の三人の方へ向き直る。



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