76:1[sage]
2011/10/28(金) 03:02:32.47 ID:GklwqiGC0
 短いですが、本日分の投稿を終了します 
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/10/28(金) 19:10:54.95 ID:JJqvnbFRo
 良いところで……! 
  
 乙 
78:1
2011/10/29(土) 00:00:03.08 ID:jBTI75i60
 本日分の投下を開始します 
79:1
2011/10/29(土) 00:01:02.92 ID:jBTI75i60
 轟音と共にガラス戸が吹き飛ぶ。 
  
 突然の爆発に騒然とする群衆の中で、介旅初矢は自身の能力の発動を確認して一人ほくそ笑んだ。 
  
 そのままゆっくりとその場を離れ、人気の無い路地へと入って行く。 
80:1[sage]
2011/10/29(土) 00:01:47.07 ID:jBTI75i60
 その瞬間、言い様の無い浮翌遊感を感じた。 
  
 「あがっ!?」 
  
 衝撃に身体が捻じ曲がり、肺の中の空気が押し出され奇妙な声が口から洩れる。 
81:1[sage]
2011/10/29(土) 00:02:31.53 ID:jBTI75i60
 「あら、ごめんなさい。『逝った』とか随分物騒な言葉が聞こえたものだから」 
  
 「ああ……いや、ほら。外から見てても凄い爆発だったからつい、ね」 
  
 話しながら、介旅は気取られない様にゆっくりと、尻ポケットに忍ばせていたスプーンに手を伸ばした。 
82:1[sage]
2011/10/29(土) 00:03:16.87 ID:jBTI75i60
 「あら、意外かしら。それとも誰か死んでないと困る?」 
  
 「いや……そういうわけじゃ」 
  
 その視線の意味を察し、介旅は言葉も含めて少女の意図を悟った。 
83:1[sage]
2011/10/29(土) 00:03:55.86 ID:jBTI75i60
 「常盤台の……超電磁砲」 
  
 震える声で、介旅は絞り出した。 
  
 「知ってて貰えて光栄だわ」 
84:1[sage]
2011/10/29(土) 00:04:31.72 ID:jBTI75i60
 「どいつもこいつも[ピーーー]ばいい! お前みたいなのが――――」 
  
 けたたましい破裂音が介旅の言葉を遮った。 
  
 迸る電撃がコンクリートを破壊し、舞い上がる粉塵が二人を包む。 
85:1[sage]
2011/10/29(土) 00:05:17.93 ID:jBTI75i60
 「……自惚れんなよ」 
  
 だが、介旅の口から返って来たのは、美琴でさえ予想だにしない言葉であった。 
  
 「昔は能力が無かったから、だから弱い奴の気持ちが分かるって? そういうのが一番ムカつくんだよ!」 
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