過去ログ - 上条「俺がジャッジメント?」初春「2です!」
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38: ◆LKuWwCMpeE[saga]
2011/10/23(日) 00:25:18.57 ID:5S3YnrWDO

上条「御坂っ!!」

 突然、気が失ったように倒れていく美琴に上条は叫んだ。
美琴が放った最大級の電撃は、再度上条の目の前で雲散し橋に架かる鉄骨を溶かし。
そして、崩落させていった。

 結局、美琴は自分に電撃を当てなかった。
美琴の戦いたくないという気持ちは十分わかっていたし、ならどうすればいいという苦悩も感じられた。

そんなの自分だってわかりはしない。
どうすれば美琴が救われるのか、誰もが笑えるハッピーエンドになれるのかなんてわからない。
ただ放っておく事など、出来もしなかった。


ズガアアアアアアァァァァンッッ!!


上条「ぐっ!?」


突如、自分と美琴の間の橋のコンクリートに亀裂が走り寸断させていく。
言いようもない危険を感じた。
だが、咄嗟に倒れ付した美琴に駆け寄ろうと足に力を入れた瞬間、その支点となった足に衝撃が走る。


上条「がぁっ!!」


行き場を失った電撃の残滓が、上条の足の勢いを殺し焦げ跡を作った。
電撃使い最強が放ったその電撃は、いくら残滓と言えども大の大人でも楽に卒倒させるほどだ。
上条とて例外ではなく、一瞬身体の自由を奪い上条を倒れさせる。


上条「く、クソ…………御坂!!」


亀裂はやがて地割れとなり、接点を失ったコンクリートは次々に河へと落ちていく。



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