過去ログ - 女騎士「姫の自慰を目撃してしまった」
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20:『Her Knight in Their Nights』 ◆k6VgDYkyGI[saga]
2011/10/21(金) 20:32:22.88 ID:aYv84ioOo
「女騎士に軽蔑されたと思い、一日中気が気でなかったのです」
しゃくり上げながら姫は言った。

「如何なる不条理をなされたとしても、私が姫様への忠誠心を失うことはあり得ません」
不思議にも、私の声色は自然と、なだめるような響きを帯びていた。

姫はそこで顔を上げた。目は充血していて、頬に涙が流れた跡があったが、
それさえも姫にとっては、美しさを際だたせる構成物に過ぎなかった。

「その言葉に偽りはありませんか」

「一点の曇りもなく」

私の返答を皮切りにして、ゆっくりと姫の告白が始まった。

公人として人目に触れる事の重圧、政治につきものの権謀術数、自分を取り巻く成金たち、
上下関係しか存在しない城内、肉体はおろか主義主張まで自由にならない国家体制、
そして、腐敗し堕落しきった為政者たちと、民衆の不満の緩衝材、偶像として利用される自分。

やがて、姫は自ら快楽を以て、それらから逃避するようになった。

初めて行為に及んだのは、十歳の時。
布団を丸めて抱きついて寝ていたら、偶然、股に挟まった部分が擦れ、快感を覚えた。
それからは毎夜、寝る段になっては、性器を弄ぶようになった。


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