過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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29:唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」 [sage saga]
2011/10/23(日) 20:43:47.86 ID:F1u9E/i00
 


〜船外・船尾の上甲板〜

マクレーン「よう、戻ったぜ……」

唯「マクレーンさん! 良かった! 無事だったんだね!」ギューッ

マクレーン「いだだだだだだだだ! 痛い痛い痛い! あんまり無事じゃないって!」

唯「あっ、ご、ごめんなさい」

マクレーン「ああ、大丈夫。また何人か悪者をやっつけてやったぜ。へへへ」

梓「マクレーンさん、怪我だらけ……」

マクレーン「お、アズニャン。ようやく目が覚めたようだな」ナデナデ

梓「なっ……!」カァッ

マクレーン「ん? どうかしたか?」

梓「な、なんでもありません。あの、さっきは助けてくれて、あ、あー、ありがとうございます……」モジモジ

唯「あずにゃん、照れてるー! かわいー!」ギューッ

梓「ててててててれてません!」

マクレーン「さあ、お喋りはその辺にして、中に入るぞ」

唯「えっ、中に……?」

マクレーン「心配するな。カメラも防犯装置も壊れている場所があるんだ。それに奴らの残りの人数から推して――」

言葉を切り、ゆっくりと船全体を見渡す。

マクレーン「――もう船の中をくまなく探し回る程の余裕も無い。行くぞ」



〜船内・コンピュータルーム〜

イェン「ミスター・テオ。あとはダウンロード終了を待つだけなんだな?」

テオ「ああ、そうだよ」

イェンは腰に差した無線機を取り出し、クラウスに通信を送る。

イェン「クラウス隊長。俺が出ます」

クラウス『……お前の強さは信頼しているが、マクレーンは手強いぞ』

イェン「俺が、マクレーンを、始末します……!」

クラウス『わかった。行け』

イェン「了解」

テオ「おいおい、君が行っちゃったら、僕の護衛がいなくなるだろ」

イェン「アンタにはわからんだろうがな、ミスター・テオ。マクレーンが生きている限り、
    護衛がいようといまいとアンタの運命は変わらん」

テオ「ああ、何を言っているのかまったくわからん。東洋思想ってヤツか?」

もうテオの言葉には答えず、イェンはコンピュータルームを後にした。


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