過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/10/23(日) 20:43:47.86 ID:F1u9E/i00
〜船外・船尾の上甲板〜
マクレーン「よう、戻ったぜ……」
唯「マクレーンさん! 良かった! 無事だったんだね!」ギューッ
マクレーン「いだだだだだだだだ! 痛い痛い痛い! あんまり無事じゃないって!」
唯「あっ、ご、ごめんなさい」
マクレーン「ああ、大丈夫。また何人か悪者をやっつけてやったぜ。へへへ」
梓「マクレーンさん、怪我だらけ……」
マクレーン「お、アズニャン。ようやく目が覚めたようだな」ナデナデ
梓「なっ……!」カァッ
マクレーン「ん? どうかしたか?」
梓「な、なんでもありません。あの、さっきは助けてくれて、あ、あー、ありがとうございます……」モジモジ
唯「あずにゃん、照れてるー! かわいー!」ギューッ
梓「ててててててれてません!」
マクレーン「さあ、お喋りはその辺にして、中に入るぞ」
唯「えっ、中に……?」
マクレーン「心配するな。カメラも防犯装置も壊れている場所があるんだ。それに奴らの残りの人数から推して――」
言葉を切り、ゆっくりと船全体を見渡す。
マクレーン「――もう船の中をくまなく探し回る程の余裕も無い。行くぞ」
〜船内・コンピュータルーム〜
イェン「ミスター・テオ。あとはダウンロード終了を待つだけなんだな?」
テオ「ああ、そうだよ」
イェンは腰に差した無線機を取り出し、クラウスに通信を送る。
イェン「クラウス隊長。俺が出ます」
クラウス『……お前の強さは信頼しているが、マクレーンは手強いぞ』
イェン「俺が、マクレーンを、始末します……!」
クラウス『わかった。行け』
イェン「了解」
テオ「おいおい、君が行っちゃったら、僕の護衛がいなくなるだろ」
イェン「アンタにはわからんだろうがな、ミスター・テオ。マクレーンが生きている限り、
護衛がいようといまいとアンタの運命は変わらん」
テオ「ああ、何を言っているのかまったくわからん。東洋思想ってヤツか?」
もうテオの言葉には答えず、イェンはコンピュータルームを後にした。
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