過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/10/30(日) 01:38:54.55 ID:XqpgJusT0
〜船内・キッチン〜
マクレーン「殺してやる……!」
拳を握り締め、怒りに燃えるマクレーン。
ベルトから拳銃を抜き、荒々しく立ち上がる。
マクレーン「ここにいろ! 動くんじゃないぞ!」
唯と梓の方は向かず、それだけを言い捨てると、マクレーンは廊下を駆け出した。
唯「マクレーンさん!」
梓「行っちゃった……」
唯「……」
梓「……マクレーンさんが戻るまでここにいるしかないですね。私達なんかじゃ何も出来ないです」
唯「……」
梓「……」
唯「……マクレーンさん、『誰も代わってくれないから、自分がやるしかなかった』って言ってたよね?」
梓「え? ああ、そうですね。そんな感じの意味でした……」
唯は床に転がるマシンガンを手に取ると、勢いよく立ち上がった。
唯「私も行くよ。あずにゃん」
梓「ええ!? 何、馬鹿を言ってるんですか、唯先輩!」
唯「代わりにはなれないけど、手伝う事なら出来る。それに空気を止められた大会議室には和ちゃんが
いるんだよ?」
握り締めた拳と光を宿した瞳には、怒りではなく、強い“意志”が込められている。
唯「りっちゃんと澪ちゃんとムギちゃんも捕まってる! 私も、私が出来る限りの事をするよ!!」フンス
梓「無茶です! 相手は武器を持ったテロリストです! 私達はただの一般市民じゃないですか!」
唯「あずにゃんはここにいて。みんなを助けて、マクレーンさんと戻って来るから」ナデナデ
梓「ゆ、唯先輩!」
呼び声を背に、唯はマシンガンのストラップをたすき掛けにして、キッチンを飛び出した。
梓はしばらくの間、見送ったままの姿勢で動けずにいた。
マクレーンの言っていた事も、唯の行動も、梓の理解を超えている。しかし――
梓「ああ、もう!」
頭を振って理解の出来ない何かを振り払うと、梓は唯に追いつくべく、キッチンを後にする。
背中に追いつき、横に並ぶのにそう時間はかからなかった。
それが唯には嬉しい。
梓「……私も行きます」
唯「ありがとう。あずにゃん」ニコッ
梓「唯先輩一人じゃ心配なんです。おっちょこちょいで頼りないですから」
唯「えへへっ」
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