過去ログ - 唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
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唯「だいはーど!」マクレーン「ケイオン?」
[sage saga]
2011/11/05(土) 23:55:15.94 ID:lOd/TyK/0
唯「マクレーンさぁん!」
梓「マクレーンさん!」
駆け寄る唯よりも早く、梓はマクレーンにひしとすがりつく。流れ落ちる鼻血を拭こうともしない。
梓「よかった……!」ギュッ
マクレーン「おいおい…… フフッ」ナデナデ
涙と鼻水でぐしゃぐしゃの唯もまた、二人の前でへたり込むと、マクレーンに抱きついた。
唯「ぐすっ…… うえええええん! よかったよぉ! あずにゃん、マクレーンさぁん!」ギュッ
マクレーン「いててて! だから痛いっての……」
〜船内・特等船室〜
ラップトップのディスプレイに映る信じ難い光景。
ディードリッヒは己の顔から血の気が引いていくのがわかった。
これを上官に報告しなければならない我が身を呪いたい気分だ。
ディードリッヒ「た、隊長…… イェンが、マクレーンに殺られました……」
クラウス「ぬぅるあああああ!!」ガシャーン
テーブルは引っくり返され、グラスが音を立てて割れ砕け散る。
クラウス「あのタコ野郎がァ!!」
激怒の叫びが部屋中に響く。
全身を震わせるクラウスに、別の意味で震えるディードリッヒ。
クラウスはしばらく荒い息で肩を上下させていたが、ややしばらく経つと不気味な程に静かな
低い声で命令を下した。
クラウス「……早く脱出の準備に取り掛かれ。今すぐだ」
ディードリッヒ「は、はい!」
〜船内・大会議室の扉の前〜
紬「私がやってみる……!」グッ
そう短く言った紬は、大会議室のドアに両手を突いた。
律「やってみる、って…… ムギがこじ開けるってのか?」
紬「うん」
澪「いや、電子ロックがかかってるんだぞ!?」
紬「YES」
律「無理だよ! いくらムギが力持ちだからって!」
紬「どんとこいです!」
腰を落とし、両手を突っ張り、両足を踏ん張る。
ただ、単純に押す。それだけの動作。他に何の小細工も無い。
紬はそれに全精力を傾ける覚悟をしていた。
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