過去ログ - さやか「あたし……もうゾンビなんだよ!」大道克巳「それがどうした!」
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47: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:05:07.37 ID:K3cxHx3V0
「来たわね、約束の時間の丁度五分前、正確だわ」

 廃病院の屋上。
 午後八時五十五分。
 まどかとさやかは巴マミに会っていた。
以下略



48: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:06:55.73 ID:K3cxHx3V0
「冷……たい?」

「あら?」

「マミさん、身体が冷たい……」
以下略



49: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:07:45.60 ID:K3cxHx3V0
「あら、やるじゃない。伊達や酔狂で美樹さんの師匠やってたわけじゃないのね」

「やはり、ネクロオーバー!」

 マスケット銃をロッドのように扱って大道の拳打を受け止める巴マミ。
以下略



50: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:08:17.72 ID:K3cxHx3V0
「本当だ」

「うそ……」

「なんでですか大道さん!?」
以下略



51: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:09:18.18 ID:K3cxHx3V0
「くっ!」

 巴マミがとっさに放つ銃弾をはじき飛ばして炎は大道の背中に集まり、漆黒のマントへと変わる。
 先ほどまで彼が使っていたナイフも形態を変えて巨大に、そして鋭利なフォルムになる。

以下略



52: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:09:55.92 ID:K3cxHx3V0
「パイロキネシス……クオークス能力か!」

 炎に包まれている間にマミは大道と距離を取る。

「うそ……マミさん!?」
以下略



53: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:10:59.90 ID:K3cxHx3V0
「マ、マミさんが化物に……!?」

 さやかのソウルジェムが薄く墨を流したかのように濁り始める。

「おいさやか!?」
以下略



54: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:12:04.04 ID:K3cxHx3V0
「え?」

 マミのゼロ距離射撃が大道の背中に突き刺さる。
 確かにこの距離ならばエターナルローブで防御もできない。
 しかし大道も至近距離からの攻撃であることを逆手にとって後ろ蹴りでカウンターを決める。
以下略



55: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:12:32.05 ID:K3cxHx3V0
「うおおおおおおおお!」

「おねがい!大人しく倒れて大道さん!」


以下略



56: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:13:18.64 ID:K3cxHx3V0
「ハァッ!」

 次の瞬間、彼女の立っていた場所の隣のコンクリートが吹き飛ぶ。
 人間の姿に戻った巴マミの隣に大道克己が立っていた。

以下略



57: ◆2PnxfuTa8.[saga]
2011/11/04(金) 21:14:46.30 ID:K3cxHx3V0
「よし、それじゃあとりあえず帰るぞ」

「どこにですか?」

「……とりあえずこいつの家かな」
以下略



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