過去ログ - 御坂妹「アクメツ……?」 二殺目
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112:とある複製の妹達支援[saga sage]
2012/01/08(日) 23:44:28.86 ID:uHLxBWT5o

〜高速道路上〜


黄泉川「実弾の使用を許可! 撃てぇ!!!」

ガガガガガガッ!!!

鉄装「……何だか、大きくなってる……?」

銃撃によって胎児の体が削り取られていくが、即座に修復され、巨大化していく。

胎児?『キィアアアアアアアア』ブンッ

鞭のように振り回された触手が数人の警備員をまとめて吹き飛ばす。

黄泉川「がっ……!?」

鉄装「隊長っ!? い、いや……来ないで……」ババババババッ!!

カチッ! カチッ!

向かってくる触手にがむしゃらに銃撃するが、すぐに弾は尽きてしまう。

鉄装「こんな……こんなの……嘘……そうよ、立体映像……みんな、幻……」

爆ぜた触手の先端から赤く染まった眼球が現れ、恐怖に揺れる自分の表情を捉え――

ガガガガガガッ!!!

鉄装「って……あ、あれ……生きてる……?」

???「敵を目前に現実逃避してる場合か! この駄眼鏡!」ズビシッ

鉄装「はうわっ!? って……か、風見先生……?」ズキズキ

風見「――作戦行動中は、『副隊長』だって前にも言わなかったか?」ヤレヤレ

鉄装「そ、そうでした……」

警備員A「A班、斉射止め! 続いてB班、斉射開始!」

後ろを見ると、木山の研究所に向かった別班が胎児に向けて、一定の感覚で銃撃を行なっている。

風見「――動けるなら、黄泉川隊長以下、負傷者を連れて一度後退しろ。『奴』はこちらで抑える」

鉄装「え……あ、ハイ!」

警備員B「副隊長、近くに数名の民間人がいるようですが……」

風見「……放っておけ」

警備員B「は? ……で、ですが……」

風見「当人達が『ヤル気』なんだ。大人が何を言った所で意味はないじゃん。
    だが、怪我をさせるつもりもない。可能な限り、こちらで『奴』を引き付けて、隙を作る。――いいな?」

警備員達「「「了解!」」」



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