10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(愛知県)[sage saga]
2011/11/08(火) 18:49:03.40 ID:vKEitTMY0
能力の事から話す。どうやってレベル5に辿りついたか、どんな事ができるのか。
そして、アイツとの出会い。最低な出会いだったけど。
真夜中の追いかけっこや橋の下での勝負。
そして妹達と一方通行。
大覇星祭や罰ゲーム。
フランスから掛かってきた電話で知った記憶喪失。
二十二学区での出会い。ぼろぼろのアイツを見送る事しかできなかった事。
恋心に気がついた事。
イギリスからの電話、そしてテレビで見かけたロシアのアイツ。
それを追って戦争に介入した事。
あの巨大な要塞の上で見つけたアイツに手を払われた事。
全部話して押し黙った。
一言、アイツを守りきれなくてごめん、と言うと
「そろそろ一区切りついたかー。食事の用意ができたぞー」
舞夏が声を掛けてきた。猫には別に皿をあげてた。
一服しようか。頭の中を整理させたいし。
今までの話では、アイツの生存に関しての有力な情報は無い。
ただ、この子の敵だけははっきりわかった。
この子の保護者であるイギリス清教、その統括者こそがこの子の本当の敵。
アイツが守ろうとしていたこの子。
なんとかこの子だけでもそいつらから守る力が欲しい。
三人で食卓を囲みながらいろいろおしゃべりした。
舞夏のお兄さんはこの部屋の隣に住んでいるそうだ。
元春という名で、インデックスの保護者とも知り合いらしく、世話を頼まれたみたい。
アイツとは親友なんだって。
たまに食事を作りに来ていた舞夏は、この部屋におすそ分けをしてたりもしたらしい。
アイツは、甲斐甲斐しくインデックスの世話をしていたそうな。
いいなぁ、ちくしょー。分けてください、少しでいいから。
「しかし、一緒に寝てて何にもないって、アイツは男の子じゃなかったりする訳?」
はっきり言ってインデックスは可愛い。
綺麗な銀髪、透き通った碧眼、整った小さな顔。まるでお人形さんのよう。
私が男なら絶対惚れる。
こんな子とずっと一緒にいて変な気にならないなんておかしくない?
「とうまはね、仙人なんだよ。いろいろえっちなハプニングがあっても、ふこーだーで済ませちゃう。
わたしだって一緒に寝られるようにベッドは半分空けて寝てるのに、絶対一緒に寝ないし。
偶然の事故で真っ裸を見られてもスルーされると、さすがに自信を無くすかも」
なんだそりゃ。仙人とは言い得て妙だけど。
私だって、それなりにアピールしてたんだけどなぁ。
そりゃね、この子に比べりゃ気がつけって言っても無理なくらいだけど。
偶然の事故とはいえ、こんなに綺麗な子の裸を見て、更にその子と一緒に住んでて。
それで何も無いとか。変でしょ、それ。
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