204: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:54:07.14 ID:ZT28//0P0
メモ帳をフォルダごと削除してから、PCの電源を落とした。
真っ黒になった画面に自分の顔が映る。
「アイツにあれを話すのか・・・・・・」
205: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:54:43.84 ID:ZT28//0P0
――――――――――――――――――――
白井黒子は嫉妬している
206: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:55:24.63 ID:ZT28//0P0
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207: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:56:06.72 ID:ZT28//0P0
「おっはよー」
扉を開けてくれたアイツに荷物を預けて、背を向けて部屋に入るアイツの背中に顔を埋めて匂いを嗅いでやる。
うーん、いい匂い。幸せ匂い。
208: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:57:57.52 ID:ZT28//0P0
「そういえば、とうまとみことはいつご両親にお付き合いの報告に行くのかな」
やっぱり来たか。
209: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:58:43.06 ID:ZT28//0P0
「わたしは賛成かも。みことのごはんは美味しいし」
ごはんですか、やっぱりそこかよ。
210: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:59:22.77 ID:ZT28//0P0
お昼を食べて片付けて、朝干した布団を取り込んでからアイツの先生のアパートに三人揃って向かった。
アパートに着くと、玄関先で灰皿を抱えた幼女がタバコをふかしていた。
211: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 10:59:58.76 ID:ZT28//0P0
「モテモテじゃないの、やっぱし」
「ちげーよ。からかって喜んでただけだって」
212: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 11:01:48.72 ID:ZT28//0P0
「ところでさ、インデックスにかかってる魔術、どうする事にしたの?」
思い切って聞いてみた。
213: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/23(水) 11:02:33.52 ID:ZT28//0P0
「ずっと三人でいられたらいいね」
そう言ってアイツの先を歩く。ああ、そうだなと言うアイツが愛しい。
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