過去ログ - 美琴「一日でいいの」
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23: ◆lCKg0rpFuc[sage saga]
2011/11/09(水) 14:24:29.26 ID:LHYqPlFG0

切なくなってお布団をぎゅーっと抱きしめる。
やっぱり顔だけにしておこう。刺激が強すぎる。

顔を映し出す。あの要塞の上で見た顔。
近づける。愛しい。愛しい。
ドキドキする。優しくて悲しげな、大好きな人の顔。
抱きしめたい。捕まえたい。この人が欲しい!
布団を抱きしめる手足に力がこもる。

どうしても捕まえたくなって、押し倒された時の感覚にスイッチを入れる。
聴覚のスイッチを入れて耳元で「美琴」って囁いて貰う。
嗅覚のスイッチを入れてアイツの匂いで満たされる。
ああ、嬉しくて泣けてきちゃう。愛してる、愛してる、愛してる。

すると、お腹の中がぎゅーんと縮んだ感触がして全身が痙攣した。
布団を抱きしめた背が反る。
「ひゃうっ」と声が出て初めての感覚に翻弄される。

そんな私をアイツの優しくて、でも少し悲しげな顔が見つめている。
頭の中で白い火花がスパークしている。
アイツに見つめられながらわたしは初めての絶頂を味わった。


波が去って能力を切り、体中を襲っていた緊張を解く。
びっくりした。今も息が荒い。こんな感覚が自分の中に潜んでいたとは。

えっちな気分になったのすら初めてだったのに、ちゃんとわかる。
今のが「イク」って感覚だ。
それほど強烈な刺激だった。初めてだからかもしれないけど。
さっきはこの感覚が来る事が怖かったんだと理解した。

女という生き物は愛しい相手の位牌を抱いても気を遣ってしまうもの、なんて台詞をどこかで読んだ覚えがある。
まさにそれだ。ホントだったんだ。愛しい相手、か。なんだか嬉しくなる。


もっと感じたいなー、なんてはしたない事を考えちゃう。
もじもじと足を動かすと、股間に濡れた感触がした。

興味本位でパンツの中に右手を突っ込んでみる。
濡れている。どろどろだ。パンツの中じゅうがぬるぬるしている。
はしたないなー、と思いながら初めて興奮している自分の性器をなぞってみる。
すると、性器の上の部分の少し尖ったところに指が触れて鋭い感覚がした。
これは知っている。陰核という部分だ。触っていると硬く大きく尖ってくる。
敏感で苦しいくらいの感触。痛みすら感じる。

指先にぬるぬるの体液をつけ優しく撫でてみると、瞼の裏に星が散る。
これは、やはり「気持ちいい」って感覚なんだろう。
ぬるぬるの指先から陰核が逃げる。指が追いかける。
自分でいじってるのに、勝手に快感を求めて指が動く。
最適な強さで。一番気持ちいいように。

(わたし、オナニーしてるんだ)

と自覚する。オナニーという言葉を知っている事がなんとも恥ずかしい。
今は能力を使っていない。能力開発の特訓って言い訳はできない。

今、私は快感が欲しくてオナニーしているんだ。いやらしいな。

そんなふうに思うとなんだか興奮が増した気がした。
逃げる陰核を追いかけて往復する中指のスピードが早くなって、先ほど感じた絶頂が近い事を知る。
ピークが来て身体が痙攣を始める。

あー、と甲高い声が聞こえて「ハッ」として指を外した。




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