過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」
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夢中で打ち込んでいたら長くなった、読みにくくてゴメンネ
◆N1RGqRourg
[sage. saga]
2011/11/11(金) 01:47:16.96 ID:Bq3stNKz0
…図書室の前でグルグルと回り続ける二人組み。
端からみれば奇妙だが、放課後の校舎には生徒は滅多にいないので心配無用だ。
女「…ですが、研究と称してあの本を読んでいたではないですか……溜息を漏らすほど熱心に…」
男「?!ま、まって?!何の話……あぁっ!!あれか!あれは真逆の勉強だ!!」
女「真逆……私にはそんな趣味はありません…ぴ、ピンヒールだなんて履きませんから…」
男「真逆のベクトルが違う!!というか意外と詳しいなお前!!」
頭二つ分程小さなこいつを女王様と呼ぶつもりなど無い。
というか、誰にであろうとそんな敬称を使うつもりは無い。
女「”お前”ではありません。私には”女”という名前があります。」
男「?!」
女「貴方はすこし女性に対して「お前」だの「アイツ」だの「アンタ」だの言い過ぎです。」
男「えっ、あぁ、うんごめん。なさい…女さん…」
女「よろしい。貴方のそういった部分は良評価に値します。」
男「あ、え、はい。………って、違う!」
友「何騒いでんだーい?」
あまりに声を出しすぎたせいか、図書室から友が顔を覗かせてきた。
男「あ、いや悪い。気にしないで。」
友「一人で騒いでたんかい?」
男「えっ」
友「えっ」
周りを瞬時に見回す。
男「あ、あぁ!うん、一人なんだぁ〜ははぁ〜。すっごく胸糞悪いことから、タイムトラベルで逃げてきたからさ〜ハハハハハ」
友「?………」
しまった、逆に怪しかったか…?
友「ん〜…時間を飛んで今に着いて騒いでたって事は……」
友「もしかして、その本に落書きでもして、それを辿ってきたりした?」
よかった!こいつ考え過ぎてる!
男「あ、あぁ!そうそう。ごめんな、図書委員なのに迷惑かけて。」
友「ん〜…バッッッカヤロ!!なんて言うほどでもないっしょ?ありふれてるし。」
男「あはは、あ、あとついでに、いつもこいつだのそいつだの言ったことも含めてゴメン!」
友「「コイツ」「ソイツ」って…本人相手にしてない時の言い方だよね」
男「あ」
友「ぷっ」
友「まぁいいや、意外と気にしてたみたいだから許してやろう。」
友「たはっ、この本の返却はボクが済ましておいてあげよう。」
男「…ありがとう」
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