過去ログ - 女「そこまでです、タイムトラベラー!」男「またかよォッ?!」
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51: ◆N1RGqRourg[sage. saga]
2011/11/12(土) 20:24:17.15 ID:gj0xhNs50

男「時間渡航者だからじゃねーの?他に居るのか知らないけど。」
女「そうなのでしょうか?私も貴方以外には遭った事がございませんのでよくわかりません。」

 そうか、そんなに厄介かけるのは俺相手の時だけなのか。

男「それが知りたくてこんな時間に?」

 カーテンを開けてわかったけれど、外は綺麗な朝焼けがうかがえた。
この目覚まし時計は少し速いのかもしれない。

女「いえ、目下特筆すべき質問はこちらにお邪魔した時にお訊きしたので最早構いません。」

 こいつ、わざとめんどうな言い方して煙にまこうとしてないか。

男「何が知りたかったんだ、安眠を妨害した罰として教えなさい。」
女「貴方が目覚めてから窓を叩いたと記憶してますが…(パラパラ」

 わざわざそんなことを調べる為なのか、女は本のページを手繰り戻してゆく。
…変なところが不便だな。

女「あぁ、ありました。貴方のことはいささか詳細に記されすぎている気もします。たった数分で何ページ使うつもりですか。」
男「それを聞かされた俺のみにもなってみてくれ。」

男「というより、そんなタイミング的な話を広げなくて良いんだよ。何を知りたかったのか教えてくれ。」
女「ここを読めばわかるかと思いますが―」

 そういって流れるようにある一文節を俺に指し示す女。
数瞬前の抵抗感を思い起こす間すら与えず目に焼き付けたその一文は――

男「―”昔なじみの友に会いに行った”?」
女「その直後の事象はこちらです。」
男「”なんだ夢か”……?」

 えっ、なに?夢落ちの話?


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