61: ◆MAGtVGUz8I[age]
2011/11/23(水) 23:00:57.62 ID:lvx5i5lf0
「うわわっ、ごめんって!」
アリスがカオルの腕の中で暴れる。
「今日は…あと帰るよっ」
「もう! さっさと帰れ!」
アリスがそういうと、カオルはアリスの私室から出ようと、ドアノブに手をかけた。
ふと、なにか思い出したかのように、アリスのほうを振り向いて言った。
「返事、待ってるから!」
「うう…っ。ご神体、ありがとう」
アリスは、もっと他にも言いたかったが、とにかく言わなければならないお礼だけをいい、カオルのほうを見ない。
「じゃあね、アリス!」
上機嫌になったカオルが部屋からでると、アリスはへなへな〜っと、その場にしゃがみこんだ。
「もう…もう…なんなのよ…!」
アリスは未だにカオルの感触が残っている唇を触り、顔を真っ赤にしながらつぶやいた。
「あたし…は…」
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