12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[ sage saga]
2011/11/20(日) 16:33:00.93 ID:L0fwPT1Y0
あまりの激痛にうめき声をあげながら、絶対等速は、敵が何をしたのか理解した。
(そうか、光の向きを変えて自分の像をずらしたのか)
しかも、恐ろしいことに敵は無音で近づいてきたのだ。
(敵の位置を知る方法を考えなくては)
絶対等速を攻撃した後、一方通行は絶対等速が右手をあげているのに気づいた。
「なンだ もう降参すンのかよ。こっちはまだ全然楽しンで無いってのによ」
敵の挙動は何か妙な感じだったが、一方通行はかまわず突っ込んだ。
(どうせ 敵はこっちの位置を把握してねえ)
あと3メートルで攻撃できるという瞬間、一方通行は何かが切れる音を聞いた。
絶対等速は敵を察知するための手段として、ワイヤつきの鉄球を利用した。
4つのワイヤつき鉄球をまだ動く右手に巻きつけ、間隔が等しくなるように回転させる。
敵が、この回転するワイヤに触れると、一方通行の能力でワイヤは切断される。
つまり、ワイヤの切れた位置が一方通行のいる位置になるのだ。
(見つけたぞ 今度こそくらえ!)
鉄球は一方通行の腹部に当たった。
絶対等速は勝利を確信したが、それが甘かったことに気づかされた。
ダメージを受けているにもかかわらず、一方通行は突進を続けたのだ。
(なんで 倒れないんだ! 能力で痛覚を遮断しているのか!)
そんなことを考えている間に絶対等速は一方通行に押し倒されてしまった。
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