101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都)[saga]
2011/11/24(木) 03:11:18.52 ID:uFOG1DQZo
「そう、障り猫に負けた。昨日から、百回ほどバトって千回ほど負けている」
にやりと笑って、忍野は言う。
その笑顔は、僕にはまったくわからない。
「そ、そんなに、そんなに強い怪異なんですか?触り猫は」
専門家の忍野さえも圧倒するほどに。
「いや、そんなことはないよ」
しかし忍野は、即答で首を振った。
「こないだもちらっと言ったけどさ。吸血鬼なんかには――及ぶべくもない――つーか、
比べること事態が不遜なくらいの低級怪異なんだよ障り猫は」
「え……?低級……って、どういうことですか?」
「そのまんまだよ。専門家ならば、朝飯前で払えるレヴェルの怪異。素人でも知恵の絞り
ようでは対処できる類の、そんな程度の怪異だ」
「で、でも、忍野さん」
負けてるじゃないか。
ぼろぼろになって、やられてるじゃないか。
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