過去ログ - 【ほむら】「あれから10年か…」
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967:第3話「奇跡と魔法と、その代償」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/11/16(金) 00:33:19.16 ID:GKd/flaB0

――――――――――――――――――――

とある会社内にて――


【詢子】
「中沢ぁぁぁぁぁあああ!!!!」

【中沢】
「はいぃぃいい!!!」

【詢子】
「てめぇ!!この書類ミスだらけじゃねぇか!!何やってんだ!!!」

【中沢】
「す、すいません!!」


怒り狂った詢子に書類を投げつけられる中沢。
社長室にいるにも関わらず、詢子の声は社内全てに響き渡っている。
しかし、社内にはまだ仕事で残っている社員が結構いるのに、その怒号を聞いて慌てる人はいなかった。


【詢子】
「何回同じ間違いすりゃ気がすむんだ!!今すぐやり直せ!!」

【中沢】
「は、はい!!!」


全員考えることは一緒だったのだ・・・・また中沢か、と。


【中沢】
「うぅ、くそ〜」カタカタ


「コーヒーどうぞ」

【中沢】
「あ、どうも」


自分のデスクに戻り、PCと睨めっこをしている中沢に1人の女性が近付く。
女性は彼のデスクまで近付くと、淹れたてのコーヒーを置いてくれた。


【中沢】
「って、うぇっ先輩!?」

【織莉子】
「ふふ、大変そうね」

【中沢】
「は、はいぃ」


コーヒーを持ってきてくれたのは詢子の秘書を務める美国織莉子だった。
織莉子は年齢でも入社した年でも中沢の1年先輩に当たる。




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