過去ログ - マリーダ「了解、マスター」グラハム「マスターとは呼ぶな!」三機目
1- 20
446:>>1 ◆FnwJR8ZMh2[saga]
2013/02/07(木) 04:10:00.12 ID:J3/JFd5AO


 通り過ぎる兵士に挨拶され、会釈する。
 あれはユニオンのパイロットスーツだ。此処では国籍や人種による差別が見られないのが心地いい。
 人革連ではあまり良い思いをしなかっただけに、なおさら強く感じるのかもしれない。

デュバル「ん……?」

 搬入路には昼夜問わず人員と物資が送り込まれている。
 そんな数多に分かれた支流の中で、ティエレンだけは目ざとく見つけてしまう。
 視線を吸い寄せるのは、ティエレンとヅダ、結びついた二つの因縁によるものだろう。 
 あの時、幾何の違いさえあれば、ヅダは歴史の闇から抜け出せた筈だと。
 その胸中にくすぶる思いが、いたたまれぬ過去が。
 そう、目の前の鉄機へと、怨嗟の視線を送っていた。


「おぉ、怖い怖い」

デュバル「!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
483Res/287.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice